もみの木ケアプランセンターでは「ケアマネとストレス」について学びました。
ケアマネジャーが仕事上でストレスを感じる理由の1位は「仕事量の多さ」にあるといいます。
事務作業が多いと感じていても、利用者様の緊急対応や電話対応などで、席について作業を行う時間がない方も多いようです。
また、「人間関係」も大きなストレスの1つとなっています。
このようなストレスを放置し、心身ともにしんどくても頑張りすぎるといった状況が続くと、バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥ってしまう恐れがあります。バーンアウトに陥ると、何事にも無気力になるなど、自分自身のメンタルヘルスの悪化を引き起こすだけでなく、利用者様に提供するケアの質も低下してしまいます。ここで重要なのは「頑張らないこと」ではなく「頑張りすぎないこと」です。
今後もストレス回避の方法を学び、お互い支え合いながら仕事をやっていきたいと思います。
また、ケアマネジャーは個人で仕事をしていくため、人によってやり方に差が出てしまいます。その部分についても、運営指導を受けたことで今後の課題を明らかにすることが出来ました。これを機に職員一人ひとりが基本の大切さを再確認し、事業所全体のスキルアップに繋げていきたいと思います。
もみの木相談支援センターでは、サービス担当者会議や支援会議などで活用できる「ファシリテーション・スキル」について学びました。
相談支援専門員はこれらの会議において、司会進行役としてファシリテーターの役割が求められており、会議を円滑に、また効率的かつ効果的に進行させなければなりません。
◎会議の目的(意思決定)やゴールを明確にする ◎会議のルールを設定する
◎時間配分 ◎事前の資料共有 ◎名前を呼んで指名し発言の準備を促す
◎参加者が発言しやすい環境を整える など
今後、会議の前にこれらの知識を復習してから挑むことで、このスキルを自分のものにしていきます。
シニアコミュニティーもみの木では「血圧」について学びました。
血圧とは、心臓が血液を動脈に送る時の圧力のことで、以下のような要因によって常に変動しています。
①1日の変動・・・血圧は朝、起床時に大きく上がり、昼食時にピークに達する
夕方以降、少しずつ低下し、睡眠時は最も低い状態で安定する
②日常的な行動・・・運動、食事、飲酒、入浴、トイレなど日常的な行動でも上がる。
喫煙・ストレス・喜怒哀楽等の興奮状態でも上がる
③環境・・・寒暖差が大きい(温度差10度以上)のときや、冬の寒さによるストレスなどで上がる
年齢と共に血管の老化が進むと、血管の弾力がなくなり血圧は上がりやすくなります。利用者様の中に高血圧を治療中の方もいらっしゃいます。職員が薬の種類や効果、副作用などの基礎知識を持つことで利用者様の健康管理の一助になれるように、日々勉強していきたいと思います。
シニアコミュニティーつばきでは「口腔ケア」について勉強しました。
口腔ケアの最大の効果は虫歯・歯周病の予防に繋がることです。また、感染症の一つとして誤嚥性肺炎(感染性肺炎)が挙げられますが、口腔ケアを行い、原因となる菌を減少させることにより、誤嚥が生じても重症化する可能性を低減させることが出来ます。
近年、歯が多いほど認知症になりにくく、噛む刺激で記憶を司る脳内の海馬という神経細胞が増えると言われる一方で、歯周病がアルツハイマー型認知症を増悪させる原因にもなっている等、咀嚼と脳機能には強い関係性があるとされています。口で物を噛み、飲み込む際の強い刺激は脳の広い領域に影響を与え、脳の活性化に役立っていることも証明されています。今後も利用者様に対し、日頃から適切な口腔ケアを行い、感染症や認知症の予防に取り組んでいきたいと思います。
おひさまでは「意思決定支援」について勉強会をしました。
意思決定とは、自ら意思を決定することに困難を抱える障がい者が、日常生活や社会生活に関して自らの意思が反映された生活を送ることができるように、可能な限り本人が自ら意思決定できるよう支援することです。
<意思決定支援の3つの基本原則>
① 自己決定の尊重とわかりやすい情報提供
② 不合理と思われても他者の権利を侵害しないのであれば尊重する
③ 本人の自己決定や意思確認が難しければ関係者が集まり意思を推定する
支援者には、児童の意志、表現を読み取る力が求められます。また、障がいの特性だけでなく、児童一人ひとりの発達状態を理解しておくことも重要です。個別的な関わりをベースとした支援の積み重ねにより、子供の意志を確認する機会を増やし、自己選択の力を育てられるように日々努力していきます。