もみの木ケアプランセンターでは「居宅介護支援経過」について学びました。
居宅介護支援経過とは、ケアマネジャーがケアマネジメントを推進する上での判断の根拠やモニタリング等を記録するものです。
ケアマネジャーが日頃の活動を通じて把握したことや判断したこと、持ち越された課題などを、記録の日付や情報収集の手段(訪問。電話・FAX・メールなど)とその内容について、時系列で誰もが理解できるように記載します。
私達にとって支援経過を作成することは、公的書類としての役割はもちろん、作成過程で「思考の整理」が行えるということも重要だと思っています。質の良いケアプランを作成するにあたり利用者様やそのご家族の意向・満足度・目標の達成度や今後の課題などを文章化することで頭の中を整理し、利用者様のためになる最適なプランを立てられるように、職員一同、日々努力していきたいと思います。
もみの木相談支援センターの勉強会では、「信用と信頼」について学びました。
「信用」とは「確かなものと信じ受け入れること」です。「信頼」とは「ある人や物に高い評価を置き、仕事や要望を任せられる」という気持ちを抱くことです。
一般的には、ある程度の時間を経て「信用」を感じた後に、この人なら大丈夫という「信頼」に至ります。
<信用できる人の特徴>
①約束を守る ②時間厳守 ③口が堅い ④悪口を言わない
⑤聞き上手 ⑥他人のために行動できる ⑦言い訳をしない など
信用は信用される行為の積み重ねによって掴み取るもので、一朝一夕に得られるものではありませんので、誰に対しても誠実な姿勢を貫き、利用者様に「安心して任せられる」と思われる仕事をしていきたいと思います。
シニアコミュニティーもみの木では「脈拍異常・高血圧・低血圧」について勉強しました。
私達は利用者様が到着してすぐに体温・血圧・脈拍を測定しています。その測定結果は、利用者様の現在の体調を把握するための重要な数値となりますので、看護師のみならず全職員が正常範囲や異常値はもちろん、緊急時の正しい対応についても知る必要があります。
脈拍異常・・・脈の異常から、意識喪失や心停止など重篤な状態に陥る場合も
高血圧・・・・高血圧性脳症、急性心筋梗塞・急性大動脈解離などに繋がる
低血圧・・・・目まいや立ちくらみ、動悸、頭痛、全身の倦怠感などが起こる
利用者様一人ひとりの日頃の測定数値を事前に把握しておき、その日の状態がいつもと違うとわかれば、病気の早期発見や事故防止に繋がります。今後も利用者様がご自宅での生活を長く続けられるよう努力していきます。
シニアコミュニティーつばきでは「接遇」について勉強しました。
介護現場において、接遇が重視される理由は「安心安全に介護を行い、利用者様の尊厳を守ると共に、より良いサービスを提供するため」です。利用者様との間に信頼関係を築けていないと身体を預けるのに恐怖を感じたり、介護拒否に繋がったりする可能性もあります。
同様に大切な家族の介護を安心して任せてもらうために、利用者様のご家族からの信頼を得ることも大切です。また、職員間の関係が良くない職場では、報告・連絡・相談が適切に行われず、業務に支障をきたす恐れもあります。
社内・社外を問わず接遇を心掛けることで、優れたサービス提供ができ、結果的に利用者様やご家族、職員の満足度向上につながると学ぶことができました。今後もお互いの信頼関係を築き、相手の立場で物事を考えながら、思いやりのある行動をおこなっていきたいと思います。
おひさまでは「睡眠」について勉強しました。社会を取り巻く状況の変化から子ども達の生活は少なからず影響を受けています。とりわけ睡眠は様々な要因から夜型化が進み、生活リズムの乱れが指摘されています。子どもの睡眠時間と睡眠の質は記憶力や集中力に影響を及ぼすと言われています。
<睡眠不足が及ぼす影響>
①集中力が低下する ②論理的思考が出来なくなる
③意欲が低下する ④記憶力が低下し、イライラしやすくなる
<子供の睡眠による3つの役割>
①記憶を整理する ②脳や心身を休める ③脳や心身を発達させる
おひさまの中でも、ユーチューブや携帯ゲームを夜遅くまでしている子がいるようです。スマホやゲームの時間を決める(就寝1時間前は触らない)、入浴でしっかり体を温めるなど、『質の高い睡眠』をとるための方法やその大切さを、ご家族と連携を取りながら 子ども達に伝えていきたいと思います。